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「カリウムは腎臓に良くない」というのは誤解です。腎臓が弱っていたり、機能が低下している、また腎不全などでカリウムの摂取を控えるように指導されることから生まれた誤解のようです。

そもそもカリウムは、細胞の浸透圧を維持調整する働きや、ナトリウムの排出を促し、血圧の上昇を抑える働きなど、大事な成分で、人間の身体にとっては欠かせないものですが、血中のカリウム濃度を一定に保たないと色々な障害が現れます。
健康ならば、必要以上のカリウムは腎臓や副腎の働きで汗や尿として体外へ排出されます。しかし、その腎臓の機能が低下していたり疾患があったりすると、排出されるはずの過剰分のカリウムが溜まっていってしまうことになります。

余分なカリウムが排出されないでどんどん溜まっていくと、血中のカリウム濃度は高くなってしまいます。この状態が改善されずに「高カリウム血症」になると、危険な不整脈や心ブロックを引き起こし、死の原因ともなってしまいます。

ですから、カリウムが腎臓に良くないわけではないということを知っておいてくださいね。
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腎臓には良くないって本当ですか?